【2020/03発電実績】2ヶ月目にして大幅黒字を達成!!

2020年03月はギリギリ黒字だった2020年02月より大幅に黒字が増えた。気になる発電量と金額、更に驚きの発電効率を大公開!!

 

実績

2020年3月の発電量と収支の実績は以下の通り。

202003_電力量.png 202003_収支.png

★1枚目:電力量
■(緑)が発電量、■(橙)が使用量を表している。
3月上旬は悪天候の日が多く使用量が発電量を上回る日が多かったものの、中旬以降は天候が回復し、1日30kWh程度発電できる日が続いた。
最高記録は3/24の約40kWhで、この日は日照時間が11.8時間であった。

★2枚目:収支
■(緑)が売電額、■(橙)が買電額、━(水色)が収支を表している。
発電量が少なかった上旬はプラマイゼロが続いたが、中旬以降は右肩上がりが続き、下旬には雪の日もあり多少減ったものの、最終的には約4,000円の黒字となった。
なお、発電量が最高記録を記録した3/24は601円の黒字を達成している。

 

発電効率

私の事務所では発電量などの実績をクラウドで管理して表示するサービスである「エコめがね」を使用しているが、このサービスには「見守りレポート」と呼ばれる発電効率を評価し、パネルの状態を把握するための機能がある。

この機能では「①最大発電実績」と「②累計発電実績」2つの数値を表示でき、それぞれ以下のような意味合いとなる。

  • ①最大発電実績:パネルの定格出力に基づく1時間あたりの理想出力をどれだけ達成出来ているか?
  • ②累計発電実績:パネルの推定発電量をどれだけ達成出来ているか?

2020年3月の評価は以下の通り。

202003_レポート.png

①最大発電実績
事前に登録したパネルの情報(出力や設置角度など)から算出された理想的な発電量は6.2kWhだが、なんと今月はそれを上回る6.4kWhを発電できた時間があった。
これは理想出力の103%であり、改めてCISパネルのカタログスペックに因われないポテンシャルを感じることが出来た。

②累計発電実績
こちらは同様の方法にて算出された1ヶ月間の推定発電量で、推定約760kWhに対して実際は約700kWhとなった。
こちらは推定の92%であるが、上旬と下旬に悪天候の日が続いた事を考えれば決して悪い数字ではないだろう。

 

2020年3月のまとめ

2020年3月は日射量の増加に合わせて発電量も順調に増え、累計発電量は2020年2月の約530kWhから約700kWhへ、約32%も増加した。
NEDOの日射量データベースを見ると2月と3月の日射量の差は約12.5%であり比例しない結果となったが、これは2020年2月のレポートで触れたとおり、地形の制約による影響を受けていた(2月は日射角が浅くより周囲の建造物の影の影響を受けた)ためと思われる。

一方で来月以降は気温上昇によりパネルの変換効率が落ち来ることが予想されるため、2月から3月ほどの増加はしない可能性もあるが、引き続き結果が判明次第レポートを行う。

 

<2020年2月の実績  2020年4月の実績>

 

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